トレインステッカー(戸袋ステッカー、ドアガラスステッカー、ツインステッカーなど電車広告)
本日はいろいろな交通広告・車両広告の中で、電車の車内広告『トレインステッカー』についてご説明します。
貼る場所によって戸袋ステッカー、ドアガラスステッカー、ツインステッカーなどと呼称があります。
また、各路線の運営会社によってステッカーの仕様・サイズにはそれぞれの規定があります。
私共はその規定に沿ってステッカーの印刷・製作をいたします。
もし私がたとえば飲料メーカーの広報・PR担当だったとして、新商品の広告ステッカーを作りたい、となったときは該当路線会社の指定代理店を通して掲出の申し込み、掲出料金(結構なお値段です。コース別の固定料金です)+ステッカー製作料金(私共シール印刷会社がお安くできる部分です)を支払い、○月○日~○月○日までの期間、広告ステッカーを指定の車両に貼ってもらう。という流れになります。
多額の経費がかかる分、それだけ多くの方に見て知っていただける強力な販促ツールであると思います。
前述の通り、各路線会社によってステッカーの仕様・規定は厳密には異なりますが、一般的には下記のような条件があります。
・しっかりと貼れて、後で糊残りなくきれいに剥がせる糊
・不燃性で、環境に優しいフィルム素材
・印刷面への保護ラミネート貼り
・ステッカー裏面(糊面)への薄グレー特色指定(DIC546 1/2)
・耳つきの仕上げ
などとなります。
4番目の条件は特にドアガラスステッカー、戸袋ステッカーに対してのものですが、ステッカーの裏写りを極力防ぐために指定されています。
見た目はこのような色になります。若干黄色味を帯びた薄グレーです。
このため従来は無地の白色フィルムの両面とも印刷した後に、片面に後糊加工を施してステッカーに仕上げていました。
しかし近年は糊自体を指定色のDIC546 1/2で着色して、一般的なステッカー原紙と同じように片面だけ印刷して完成できる専用ステッカー基材も流通しています。
よって以前よりもステッカー印刷コストは下がっています。
最後にトレインステッカーの他にもバスやタクシー、宅配バイクなどの車両広告ステッカー印刷についても是非ホクトエスピーへご相談ください。
お見積りのご依頼はこちらからどうぞ http://www.hokutosp.com/seal/form.html