一番好きなマンガは何ですか？

 ＜樋口です。

誰しも読んだことのある、年齢関係なく親しめる国民的書物（言い過ぎですか？）が『マンガ』ではないでしょうか。

いまや日本のマンガは世界から賞賛され、そのファンの人数も計り知れないほどですよね。日本のマンガを入り口として日本の文化などを知り、日本語を勉強したい、日本の文学やアートをもっと知りたいという外国の方が増えていると聞きます。

みなさんの好きなマンガナンバー1はどれですか？

とはいえ十人十色の答えが出るぐらい膨大なマンガが世に出ているのでしょう。

ちなみに私がマンガを読んでいた（自ら購入していた）のは7歳～19歳ごろだったでしょうか。それ以降はまったく読んでいません。私の好きなマンガは二つあります。どちらかに絞れないぐらい好きなマンガです。

『三国志（著作横山光輝）』と『ジョジョの奇妙な冒険』です。20代以下の方には古～っとつっこまれてしまうか、知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。

どちらも長編ものといえば長編ものです。

三国志は中国の群雄割拠の時代、武将・文将など様々な登場人物の複雑な人間模様が描かれています。

ジョジョの奇妙な冒険も様々な能力を持つ人間・生き物が登場します。

その登場人物の中で自分が共感できる・憧れるヒーローを見出してその物語にのめりこんでいくのだと思います。

三国志の登場人物の中で最も好きなのは『趙雲子龍』です。寡黙で目立たないけれど文武両道で私利私欲に走らない本当の意味での『強い男』と感じるからです。この片目をつむったキャラクターの表情は横山流です。

ジョジョの奇妙な冒険では三代目主人公である『空条承太郎』です。物語の中でも『最強のスタンド使い』として描かれていますが、パワーだけでない、表には見せない思慮深さや判断力の速さもそのキャラクターの魅力です。作者の荒木飛呂彦氏の描く人物の容姿や衣服などのファッション性も好きです。

好きなマンガって、もしかすると自分の趣味趣向・性格がよく現れるのかもしれません。なので好きなマンガが同じ人とのおしゃべりはずっと続けられるかもしれませんね。