シールのミシン目加工について 折り用ミシン・切り取り用ミシン
カテゴリー : 樋口 シールのこと2017年10月26日
本日はシール印刷とミシン目加工との関係についてのブログです。
ちらしやクーポン券などと同様、シール・ステッカーにもミシン目加工を施すことが可能です。
さらに、二つ折り・三つ折り等の折り加工も可能です。
ただ、『折る』という加工に際しては1枚のペラ紙と異なり、シールは原紙+糊+剥離紙という構造のため、シワや空気が入らずに普通に折るのが困難となります。そのために『折り用ミシン目』をシールに加工しておく必要があります。
ミシン目といえば、一般的には『切り取る』ことができるように事前に施しておく加工のことです。もちろんシールにも『切り取り用ミシン目』を施すことが可能です。先ほどの『折り用ミシン目』と間違えないように区別して加工します。
勘のよい方はもうお分かりだと思いますが、この折り用ミシンと切り取り用ミシン、何が違うのでしょうか?
こちらの写真が答えです。
3本ある中の真ん中が折り用ミシン目
両脇の2本が切り取り用ミシン目です。
ひとつひとつの刃の長さ、刃と刃の間の長さを調節して区別しています。使用する紙の素材や硬さ、厚みを考慮しながら長さを決めます。
『ミシン目加工を折り用で注文したのに折ったらすぐそこから切れてしまった・・・』
『ミシン目加工を切り取り用で注文したのにすごく切り取りにくい、切れない・・・』
こんな事態にならないように、シールへのミシン目加工についてはホクトエスピーへご相談ください。
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