「元も子もない」の元と子って何?
カテゴリー : 吉田の徒然なること2017年11月08日
弊社では、毎朝数分の朝礼を行っておりその中で社員が日替わりで本を読むという時間があります。
この本というのが、章や細かい項目に分かれており一項目ずつ毎日読むという具合で、仕事に直結する話やビジネスマナー、雑学的なものといったバラエティーに富んだ内容になっており思わず「へぇ~」っと言ってしまうような話がいくつもあり、私の知識の無さを痛感するとともに勉強にもなる本です。
そして、本日の朝礼は私が本読む番で、非常に興味深い内容の事が書かれていたのでご紹介させていただこうと思います。
タイトルにも書きましたが、皆さんは「元も子もない」の元と子って何が由来かご存知でしょうか?
恥ずかしながら、私は知りませんでした。
その本によると、「元も子もない」という言葉はもともと金融用語で元は「元金」、子は「利子」の事だそうで投資や賭け事などで大きな利子を得ようと欲張り、利子どころか元金まで失ってしまうことを「元も子もない」と言っていたものが、お金のことだけではなく、無理をして全てを失うことの例えとして、広く用いられるようになったそうです。
知らなかった私が言うのもおかしいですが、言われてみれば納得できる内容ですよね。
私もそこそこ長い間日本語を使ってますが、まだまだ知らない言葉や、聞いたことはあるけど由来や意味を答えられない言葉が無数に存在してるんだと痛感しております。
今回は言葉の由来に関する話でしたが、他の話題でも興味深い話に出会えた時はまたご紹介しようと思います。
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