シール印刷 見積りについて
本日はシール印刷のお見積書についてのブログです。
まず、『見積り』の言葉の意味は次のように説明されています。
見積りとは・・・見積(みつもり)とは、金額・量・期間・行動を前もって概算すること。
見積り、見積もりとも書く。 また、それらを書面に記載したものを見積書(みつもりしょ)と呼ぶ。
御見積書とは会社組織(または個人) 対 会社組織(または個人)で商取引を行う上での金額の説明書・または設計図と言い換えられます。
よって、私共の営業活動の中核を成すものであり、ミスなく正確に、詳細に、スピーディーに作成して内容の精査を仰ぐ、お客様との大切な契約書とも言えます。
私共シール印刷会社での御見積書の内容は下記の項目で構成しています。
●納品期日:事前に納期をお聞きしている場合は何月何日(AMまたは時間指定等)、未定の場合はデザインが決まってデータ取得後営業日で何日後に納品、と表記します。
●納品場所:都内一箇所、全国10箇所など
●有効期間:当該見積り書の有効期間のことです。
●取引方法:末日締め翌月末日払いなどの掛売りか先振り込みか、など記載します。
●品名:ご発注者と弊社で共通の認識ができる品名にします。梱包後に中身が分かるように極力品名そのままを発送伝票に記載します。
●部数:基本的には個数で表記します。1シートに5枚ついたシールを100シート作成の場合は500と表記します。
●金額:税別で表記します。単価も少数点第2位まで表記します。
●備考:部数の補足説明(シート数、組数など)や複数の原紙のお見積りの際に原紙名を表記します。
●原紙名:使用するタック素材の名称・厚み・糊の種類・セパレーターの色などを表記します。
●サイズ:mm(ミリメートル)単位で表記します。
●色数:墨1c、特2c、4cカラー、白+4cカラー、のように使用する色の数を表記します。
●仕上げ方法:2×5 10面シートカット仕上げ(1シートに10枚シールつき)とか、断裁裏スリット1本(指定サイズに四方をカット、セパレーターに切り込みを入れる)のように表記します。
●データ有無:データはご支給か、弊社で作成かを表記します。
●梱包:一箱1000枚、100枚で帯などご指定の梱包方法があれば表記します。
●送料:ご納品に際して発生する送料を記載します。
と、このようにA4サイズ1枚の見積書にこれだけの情報がつまっています。それでも最低限これぐらいの情報を集めて、はじめて正確なお見積りとなります。
特にシール素材に関しては原紙の種類だけでも多種ありますがそこに糊の種類が加わり、さらに印刷方法、加工の方法も何種類もあるため印刷のことをよく知らないお客様にも分かりやすいお見積り書を作成しなければなりません。
それは、分かりやすい御見積書がミスや事故を防ぐことにも繋がるからです。
なのでお客様にも私共が提出した見積り書はじっくりと目を通していただければ幸甚です。
もし分からない点、分かりにくい点があった場合はビシビシご指摘いただけると大変勉強になりますので。