私の自慢
今回は、私の自慢話にお付き合い下さい。
私の自慢話と言っても、私個人ではなく祖父の自慢をさせていただこうと思います。
私の父方の祖父なのですが、吉田初三郎と申しまして大正から昭和の初期にかけて画家として活躍した人物になります。
私が生まれた時には既に他界していたため、幼少の頃はよく両親から祖父の写真を見せてもらったり話を聞いたり、また祖父の描いた作品を展示してある会場に足を運んだりした記憶があります。
また最近では、NHKでの放送や某鑑定番組で祖父の作品が鑑定されたり、江戸東京博物館で展示されたこともあるんですよ。
祖父の描く画風ですが、よく目にするような肖像画や風景画といったものではなく「鳥瞰図」(ちょうかんず)という、その土地を上空から鳥の目線でみたような地図に近い絵になります。
そのような絵を色々な土地で描き、今で言う観光パンフレットのような役割として使われていたそうですし、当時の天皇とも面識があったそうです。
そんな祖父の事を長年研究されている先生方もいらっしゃって、よく「○○市役所の玄関に初三郎さんの絵が飾ってありますよ」ですとか「雑誌に記事が載ってましてよ」と雑誌を送っていただいたりと身内でもわからないような情報をいただける機会が多々あります。
その度に祖父の偉大さを感じるのと同時に、孫として鼻高々になります。
ですので、祖父の描いた絵が展示されている場所には出来る範囲で足を運び直接自分の目で見て、少しでも後世に祖父の絵が伝わればと思っております。
非常に簡単ではございますが、祖父の自慢をさせていただきました。
もっと自慢をしたいところですが、興味がある方がおりましたら下記ウィキペディアをご覧いただき祖父のことを少しでも知ってもらえると孫として幸せです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%88%9D%E4%B8%89%E9%83%8E