自社用のぼり リニューアル
先日、ホクトエスピーの販売促進ツールの一つである『のぼり』を刷新しました。
弊社は道幅の広い一方通行に面しており、裏通りではありますが印刷関係の同業者、および得意先様の営業車なども頻繁に通る路沿いにあります。
見通しの良い道路ですが、弊社は大きなビルというわけではなく、看板だけではアピールが弱いなと思っていました。それは2010年ごろのことでした。
その時この『のぼり』なら場所もとらずに歩行者や自転車の方、車で通る方にも目につくのではないかと設置したのがきっかけです。
社内で意見を出し合い、当時作成したのぼりのデザインがこちらです。
60cm×180cmのスペースの中に、○○シール、○○シール、・・・・と弊社はこんなにも多岐にわたるシールが作成できますよ!とアピールしたかったことがよくわかります。
整然と、規則正しく文字やアイコンを配置してのぼりをデザインしました。が、今思うと『何やらここにシールの会社がある』ことは訴求できていたかもしれませんが、のぼり自体はひらひらと風にたなびく物だし、小さな文字で整然とならべたところで読む(める)人はほとんどいませんよね。
そのような反省点を含め、9年越しのリニューアルを果たしたのが下のデザインです。
言いたい内容、文字数を抑えて、インパクト勝負にしてみました。文字配置もあえて斜めにしたり大きさを変えたり、ぎりぎり枠からはみだすくらいの配置にすることで無意識でも『読もうとする』欲求を引き出せだせたら、との考えもあります。
せっかく弊社の前を通っていただいた潜在顧客の方ひとりひとりに、まずは社名を覚えてもらうことが第一歩と考えました。それこそがのぼりにできる最大の効果なのではと。
そしてこの成熟したネット社会です。少し見方を変えれば、社名を売り出す=24時間ホームページにいつでも来てもらえる、となります。
そのような狙いで現時点では満足のいくデザインになったと思っています。
はたして、数年後も変わらずそう思えるかどうかも現時点では分かりません。。。