人材活用術
カテゴリー : 吉田の徒然なること2019年07月31日
以前私のブログで、朝礼時に社員持ち回りで毎日本を読む時間があるとご紹介させていただきました。
以前のブログ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.hokutosp-blog.com/?p=1859
そしてまた、個人的に興味深い話がありましたのでご紹介させていただきたいと思います。
それは、19世紀のプロイセン王国で軍参謀総長を務めたヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・ムルトケという軍人の兵士採用術の話です。
①能力が高く、意識も高い人
②能力が高く、意識は低い人
③能力が低く、意識は高い人
④能力が低く、意識も低い人
採用担当の方なら、おそらく「①は即決、②と③が迷うところで、④は不採用」となる方が多いのではないでしょうか。
ところがヘルムートは全く違う考え方らしく、採用するならば②④③①の順がよいと言ったそうです。
その理由は、「②は上官の命令を正しく理解して遂行できる。④は目標を与えてやる気を出させれば、忠実に動く。①は上官に意見して組織の和を乱す。③はやる気が空回りして、何をするかわからない。」というものだそうです。
失礼ながら本を丸々引用させていただきましたが、理由としては納得できます。
しかし私個人の意見を言わせていただければ、「それはあくまで理想であり、実際には共に働いてみないとその人の能力や性格はわからない」です。
もちろん個人差はあると思いますが、職場の環境や上司の指導方法でどんな人でも能力を発揮できたり開花することはあると思いますし、むしろ採用される側よりも上に立つ人間の能力の方が問われる部分が大きいのではではないかと…
なんて、偉そうな事を言える立場に早くなれるよう、私も日々努力したいと思います。
<<前の記事 宛名シール
質問の仕方. 次の記事>>