箔押しシールは同じ色数でもデザインで価格が変わる?
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日は箔押しシールの見積り価格について、お安くなる仕様のご説明です。
こちらの図のように弊社のロゴマークを金箔押しにてシールを作成する想定で、どちらが安くなるかお考えください。
AもBも白無地のアートタックを使用し、地の色が青1色で、その中央へロゴマークを金の箔押し、とするデザインです。
サイズはABともに直径60mmの円、どちらも1000枚印刷するとします。
さて、使用するシールの素材・色数・サイズ・枚数まで同じなら見積り金額も一緒になるはずだと多くの方が考えると思います。
たしかにシール印刷においては大抵同じ金額となります。
ただ、箔押しシールに関してはデザイン・絵柄によって金額に差が出る場合があります。
上図のA、Bのデザインを印刷+箔押しで作成する場合、どちらか一方の見積り金額が低くなります。
どちらがお安くなるのでしょうか?
答えはBです。
なぜなら、Aの方が工程数が多くなるからです。
Aのデザインは一度全面に青1色を印刷して乾かします。その後乾いた青インクの上に金箔を押します。(乾いていないインクの上に箔押しすると不良がでる恐れがあります)
それに比べ、Bは中央のロゴを白抜きした青1色を印刷し、そのまま同じラインでインクのない部分に箔押しができるデザインとなっています。
簡単な言い方をすると、Aは2回通し、Bは1回通しで作成できる。
これが工賃の差となりBがお安くなる理由です。
通常のカラーインキで印刷するシールよりも金箔や銀箔を使用する箔押しシールの価格は当然高価になります。
ですがデザイン制作の際、上記の内容をデザイナーさんが把握していれば箔押しシールのコストは抑えられ、より早く箔押しシールが完成します。
このようにデザインの時点からシールの作成目的を変更せずともコストダウンできる場合もありますのでシール印刷のお見積りはお気軽に弊社へご相談ください。
https://www.hokutosp.com/seal/form.html