2020年 早くも備忘録
2020年、令和2年を迎えて3か月経ちました。
本日は、個人的にも会社的にも備忘録として残しておこうと投稿いたしました。
年明け早々、米-イラン危機がありました。イランの軍高官がドローン空爆で暗殺された事件は大戦の火種にもなりかねないショッキングな出来事でした。
ですが、一度の報復攻撃を完遂した事実をもって事態は早々に収束していきました。(少なくとも現時点では)
一息ついたのも束の間、次は新型コロナウイルスの発生です。
発生源の中国武漢はまるごと閉鎖、国内では入港拒否による大型船舶内での集団感染を止められず、市場では除菌剤・マスク等の枯渇、それらの高額転売騒動、誤情報によるトイレットペーパーの一時品切れ、大小さまざまなイベントの中止、経済活動の停止を余儀なくされ、クラスター感染から子供たちを守るため政府は2週間の一斉休校、それによる共働きの家族の苦慮、ニューヨークダウも日経平均も株価は世界同時暴落、東京オリンピックは中止か?延期か?さまざまなニュースが毎日のように流れました。
そんな今現在も世界で中国外のイタリア、韓国、イランなど感染は拡大の一途、日本経済新聞が発表する3月10日現在の世界の感染者数は11万人を超えており、大きな経済不安がたちこめているままです。多くの人々が、同時に大きな不安を抱えて日々の生活・仕事をして過ごしています。<追記:この翌日11日WHOがパンデミックを宣言の報>
友人は美容サービスの会社を運営していますが、本人曰く「うちは濃厚接触業だから売り上げ激減だよ」と皮肉を漏らしながらも苦しんでいます。弊社も例外ではなく業績に対する不安が募ります。
環境破壊による天災、人災によるテロや戦争、疫病の蔓延などこれまで10年に一度あるかないかという脅威や変化がどんどんスパンを短くして頻繁に起きてきています。もしかしたら今後もっと増えるかもしれない・・
これからどうしたらよいのか?
その解はきっと人それぞれの状況で無数の選択肢があり、こと仕事に関して言えば「じっと耐えて待つ」、「コストカット・節約」、「営業の強化」、「新しいことを考えて始める」など多岐にわたるでしょう。
私自身は、『業績が芳しくない時』は経済が上向いてきた時に『最大限の成果を発揮するための準備期間・考える時間』とするべきだと考えます。
弊社のような少人数の組織は業績が良く忙しい時は『考えながら仕事する』余裕がなくなってしまいがちです。
まずは職場の環境そのものを俯瞰で見ること。
版や型、機械備品・消耗品など商売道具が整理整頓されて生産性が高くチームが働きやすい環境か?
OA機器、PCはハードとソフト、管理システムは適切にアップデートされて合理的か?使いやすいか?
従業員の安全、健康を守れている業務内容、環境か?
これらの基本的な課題を地道に改善していってこそ、多様な変化にもどっしりと向かい合っていけるのではないかと思います。
それでもやはり仕事は人と人の繋がりで成り立っているものです。一番大切であり、一番考えるべきは『人』でもあります。
いろいろと書き並べましたが、令和という元号初頭、2020年初頭の今現在の出来事は今後も忘れてはいけないと思います。
今考えていること、していることは必ず経験と糧になる、と信じます。
その間、ホクトエスピーでは期待の新入社員も迎え入れることができました。
すべてのことに感謝して、社員全員が前を向いて歩んでいけるよう、時には脱力もしながら一層の努力をしていきます。