SPM(ホクトエスピーミーティング)の内容
タイトルのSPMとは、弊社従業員一人一人が月替わりで実施するミーティングの自由題材を考え司会進行役を務めるという、いわば従業員の勉強会の社内呼称です。
私自身も出席できるときは出席しますが、保管してある過去のレジメを見返していたところ、これは面白い内容だなと思うことがありましたのでご紹介させていただきます。
タイトル:実は『略語』だった意外な言葉
・ボールペン ________________
・食パン ________________
・オートマ ________________
・教科書 ________________
・切手 ________________
・演歌 ________________
・割勘 ________________
・軍手 ________________
・電卓 ________________
・特急 ________________
・リモコン ________________
・駐禁 ________________
このようなプリントがありました。空欄に答えを埋めていくクイズ的な内容だったのでしょう。
みなさんは何問正解できるでしょうか?
答えはこのようになっています。
・ボールペン __ボールペイントペン
・食パン __主食用パン
・オートマ __オートマチックトランスミッション
・教科書 __教科用図書
・切手 __切符手形
・演歌 __演説歌
・割勘 __割前勘定
・軍手 __軍用手袋
・電卓 __電子式卓上計算機
・特急 __特別急行
・リモコン __リモートコントローラー
・駐禁 __駐車禁止
同じクイズ形式でもシール印刷業に関する問題を出題した会もありました。
問1. デザインデータを入稿する際に、文字を図形とすること。
図形にすることで入稿先が所有していない文字書体も印刷することができる。
A.____________
問2. カラー印刷や色のグラデーション表現を行う際の最小構成要素。点描画の点のこと。
A.____________
問3. 紙と版が直接触れない印刷方式。
非常に細かい印刷が出来るため、写真や滑らかなグラデーションの表現にも向く。
A.____________
問4. 一度接着すると、剥がす時に「開封済」「VOID」の表示が出てくるシール。
開封されて、中身のすり替え・盗難・いたずらを防止するためのシール。
A.____________
問5. 印刷機に色を近づけた「インクジェットプリンタ出力」による色校正。
実際の機械・紙とは異なるので色の誤差は有り。
よって、デザイン・レイアウト・記載内容の間違いが無いかを確認する作業。
A.____________
問6. 版材に絹の布を使った印刷方法。
インキを厚盛りすることで高級感と立体感を持たせ、他のラベル・シールとは一味違う質感を表現できる。
A.____________
問7. 画像の解像度の単位。ドット・パー・インチの略。
1インチの中に何個のドット(点)があるかの数値。
A.____________
問8. 粘着剤面に印刷を施すことによりシールの一部分に非接着部分を形成する印刷技術。
A.____________
問9. 印刷の特殊加工の一つ。
薄い金属箔のフィルムを金属版に熱を加えながら押し付けて加工すること。
A.____________
問10. 本番の印刷と全く同じ条件(機械・紙)にて行う色校正。
印刷の色を確実に確認したい場合に使用。実費で費用の請求あり。
A.____________
こちらの問題の答えはこのようになります。
問1. A. アウトライン
問2. A. 網点
問3. A. オフセット印刷
問4. A. 改ざん防止シール
問5. A. 簡易校正
問6. A. シルク印刷
問7. A. dpi
問8. A. 糊殺し
問9. A. 箔押し
問10. A. 本機校正
いかがでしたか?
全問正解できた方はきっと印刷業の方でしょう(笑)
今はコロナの問題もありSPMは中止にしていますが、従業員自らチームのスキルアップのためにこのような勉強会を継続していることは会社の誇りです。