勘違いしている言葉
カテゴリー : 吉田の徒然なること2020年11月27日
普段生活している中で、おそらく一度は聞いた事があるであろう「平謝り」という言葉ですが、私を含め実は結構意味を勘違いされている言葉らしいのです。
意味を知らないで「平謝り」という字面だけ見ると、「簡単に謝って適当に済ませよう」みたいな少々軽い単語に感じませんか?
しかし、それは大きな間違いで正しい意味は「ひたすら謝ること」だそうで、勘違いしていた意味とは真逆の意味になります。
また私個人的に興味深かったのが、「平謝り」の「平」という文字の語源が人間がひれ伏して、土下座をしている様子からきているそうです。
意味を知ってから「平」という文字を見てみると、何となく土下座をしている人間に見えてきませんか?
つまり、語源は土下座をするような勢いで謝ることから「平謝り」になるそうです。
しかし、「平謝り」は悪い意味ではないのですが、平謝りされた側にとっては「ひたすら謝ることによってなんとかこの場を納めたい」と受け取られ、場面によっては相手に悪印象を与えてしまうケースもあるようです。
「謝罪はいらないから、今後の対応を聞かせてよ」といったところでしょうか。
ひたすら謝ることも時には大事ですし、経緯と原因、そして今後の対策を説明した上で謝ることが妥当なのでしょうが、出来ることなら「平謝り」しないで済む人生を歩めればと思っております。
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