コロナ禍に観た映画のお話
<樋口です。
今回はタイトルの通り、5月ゴールデンウィーク中に自宅で鑑賞したネット配信の映画の話をさせていただきたいと思います。
コロナ禍に観た、といっても一昔前の話ではなく今現在も世の中は緊急事態宣言発令中ではありますが・・・。
子供が寝た後に妻と二人で時間が許す限り、といった感じで単独1作+9連作の長編で合計10本の映画を観ました。
今思い返すと単独1作のほうは『まさに今タイムリー』という印象で、9連作のほうは自分が生きている間に通しで夫婦一緒に見れて本当によかったな。と思います。(9連作の長編というだけで、特に40代~の方はすぐお分かりになるかもしれません)
さらにその時気付いたのは、たまたまですがどちらも80年代に映画監督として人気を二分した2人の作品でした。なので妻と違い私の方は過去に一回~数回観たことがある映画です。暗い雰囲気の世の中で、今なぜかもう一度観たいという気分だったのでしょうか。
先に観た単独1作はスティーブン・スピルバーグ監督の『宇宙戦争』です。主演はトム・クルーズです。
詳しい内容は割愛しますが、邦題の通り、侵略者 VS 地球生命体の闘いの物語と言いましょうか。
侵略者の圧倒的な力にまったく勝ち目のない地球人は、このまま全滅してしまうのか・・・
最後の展開が先ほど申し上げた『タイムリー』というワードに私の中で結びつくわけですが、ご興味と時間があればチェックしてみてください。今のこの歳になってから観ると、いろいろと考えさせられる、もしくは前向きになれる良い映画だなと思いました。
続いての9連作はジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』シリーズです。厳密には7作目以降第一線から退いていますが、生みの親はジョージ・ルーカス監督で間違いありません。
全てにおいてすごい映画だと思っていますが、最も驚くのは1977年に第一作目にあたる『エピソード4 新たなる希望』が公開されてから、完結作に当たる『エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』が公開されたのが2019年。(技術的な問題でエピソード4・5・6から始まり、エピソード1・2・3、最後にエピソード7・8・9と続いたのは有名な話ですね)
その最初から最後までに42年間。これこそが生きてる間に観れてよかったな、という理由です。
もしまだ観ていない方がいらしたら、生きてるうちに観ておいてください。と言いたい映画です。
この映画の印象・感想は年齢層も含め人それぞれだと思います。
数年おきに一度は観たことがあるのを、あらためて通しで観た率直な感想は、『最初から最後までなぜか目頭が熱くなる』でした。
また、スター・ウォーズ全体のテーマは『人間の血筋と思想、団結と争い、正義とは悪とは』つまり『人間とは何か』を考えることにあるのでは、と私個人は感じました。