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長年愛用している小物たち・・良いものは永く使える

カテゴリー : 樋口の徒然なること2021年06月18日

 <樋口です。

今回は手持ちの服飾小物や雑貨で、永く愛用しているモノについて話をさせていただければと思います。

私自身が勝手に『自分の長所』だなと感じていることがありまして、それは常に所有する「モノ」の整理整頓がついている、ということです。

必要なものは大切に使用して持ち続け、不要と思ったものはすぐに整理・処分したい性格によるものだと思います。

家の中、たとえば自分のクローゼットの中が必要なものとそうでないもので溢れているということは今後もまずないと思います。

そして今回このブログを投稿しようと思ったきっかけが、長年愛用している『小物』はどんなものがあるかな?と振り返ってみようと思ったことにあります。

それほど値が張らない『小物』ではあるけれど、ずっと大切に愛用している(させていただいている)『モノ』はとても価値が高いものではないかと思ったわけです。

1000円のモノを毎年買い替えるよりも2000円のモノを数年以上愛用するほうが明らかに『お得』で『豊か』だと思いますし、それはみなさんも同じではないかと思います。

 

それでは、私が愛用している小物たちを写真とコメントでご紹介させていただきますが、コメントの内容で私が『良い』とする部分はあくまで私個人の趣味・考え方に拠るものです。

 

愛用年数が長いものから順にご紹介します。

まずは名刺入れです。

『MAITRESSE DE MAISON』

パイソン型押しカーフスキンの名刺入れです。

かれこれ14年愛用しています。

実は弊社への入社を機に購入したものとなります。

10年以上経った今でもどこを探してもこれに勝る名刺入れはないと思っています。

厚みが薄いためかさばらず、平らなので交換相手のお名刺もきれいにのります。型押しがあることにより傷が目立ちにくく、高級感もあります。

こちらは新品時の写真なので全面に光沢がありますが、使っていると次第にマットになり、さらに使い込むと手の脂がついた部分の色が暗くなり鈍い光沢を纏うようになります。それが所謂使い込んだレザーの『味』として愛着が湧いてきます。

 

 

そしてこちらが15年選手の写真です。

いかがでしょうか。15年経っても全くヤレていません。薄い作りでも皮革のクオリティと縫製の質が高ければずっと使い続けることができます。

価格は・・・15年も前なのではっきり覚えてはいませんが、8000円くらいだったかなと思います。

 

続いて、コインケースです。

『ACROBE 』

こちらはムラ染したレザーのコインケースで、某セレクトショップのオーナーさんがイタリアの工房にオリジナルで別注したものです。価格は5000円くらいでした。9年愛用しています。

こういう形のコインケースは有名なブランドも他にいろいろありますが、これは作りが少し大きい=たくさんコインが入る点が気に入っています。もう国内では同じものが入手できないので大切に使い続けています。

9年選手の表情はこちらです。

数年前に誤ってパンツのポケットに入れたまま洗濯機で洗ってしまったことがあり、皮全体が水を吸ってしまいました。

乾いた後は全体の光沢がなくなり、皮質も硬くなってしまいもうだめかなと思っていました。

ですが、それでも使ううちに例の鈍い光沢が戻り、元々の色のレッドからパープルを帯びた色味に変色したものの、今でも問題なく使い続けています。

 

つづいてはこちらです。

英『Denby』

のマグ&ソーサーです。7年間愛用しています。

これは一目惚れで購入しました。黒は黒でも外側は光沢のある黒、ソーサーの内側はマットな黒とで仕上げを変えているところ、マグの内側は白となっているのもグッときました。

しかも頑丈です。私も妻も何度も手を滑らせシンクに落としましたが壊れていません。某インテリアセレクトショップの閉店セールで最後の一組を見つけ、半額の1500円くらいで購入しました。

 

つづいては眼鏡です。

『MASUNAGA』

鯖江のブランドです。中古品で購入して5年ほどになります。新品の定価は4万円くらいだと思いますが半値で購入しました。

これは一見普通の黒縁メガネに見えますが、希少だなと思ったのはそのディテールと丈夫な作りです。

セルフレームは前側はダークネイビー、後ろ側はデミアンバーでチタンフレームをサンドイッチしているデザインです。デミアンバーの部分は他人からは横後方から覗き込まないと分からないデザインです。

そしてブリッジからテンプルに至るチタンフレームの色はブロンズカラーとなっているのも珍しく、渋い配色なのも気に入っています。

 

つづいてはベルトです。

『J&M DAVIDSON』編み込みベルト

とても値が張るブランドのベルトですが、スラックスなどのきれいめなパンツにも、チノパンやデニムなどのカジュアルパンツにも相性が良いことからずっと欲しいなと思っていたベルトです。海外のオンラインショップで3万円ほどで購入できました。

購入してから4年が経ちましたがまったく飽きません。

このベルトの良さは綺麗に目のつまった均等な編み込みをしているのでベルトの厚さが薄く表面がフラットになっているところです。これがどんなボトムス合せにも汎用性が高い理由だと思います。

 

そろそろ終わりに近づいてきました。

シルクチーフとコットンチーフです。

上『FRANCO BASSI』

シルク製の小物というと、男性はネクタイ以外あまり所有していないかもしれません。私もそうでしたがこちらは4年前にネッカチーフとして初挑戦&購入したものになります。5000円くらいでした。

シルクは洗濯や保管に全然気を使わなくてもOKなのが意外でしたし、ネッカチーフは首元を隠せるので若見えできます(笑)

下『orit』

こちらは日本製のコットン素材ですが、極薄織のチーフでとても肌触りが良く、色合いも気に入っています。愛用して3年ほどになります。2000円くらいでした。

 

最後は靴下です。

『ROTOTO』

こちらは3か月ほど前に2000円で購入したばかりで、これから永く愛用できそうだなと感じている靴下です。

厚手リブなのに、コットンとリネンが半分ずつくらいなので、夏でも涼しく履けるのがお気に入りです。しかもリネンは耐久性も高いので何年履いても問題なし。な気がしています。ミックスグレーカラーも汎用性が高く汚れも目立たずでいいところばかりな気がしています。

 

このように永く愛用している小物たちを並べて振り返ると、共通するのは『質の良さ』『少し高めの価格』『個性がありながらも普遍的なデザイン』というところかなと思いました。

 

以上です。長々と失礼いたしました。