シールの光沢を抑える方法
カテゴリー : 瀧 シールのこと2021年11月30日
まずはこちらのシールをご覧ください。
このシールは、銀艶#25溶剤強粘に4色カラー印刷、そしてPP貼りをしたシールです。
人によってシールを見たときの第一印象は様々かと思いますが、私はこのシールをみたときに「目が痛くなるな」と思いました。
実際に目が痛くなるわけではありませんが、光沢が強すぎて目を背けたくなると感じました。
やはり、こちらのシールをご注文してくださったお客様も同じことを思ったのか、「光沢を少し抑えることはできないのか」とのご相談を頂きました。
そこで、こちらのシールには「網版を使った白引き印刷」を施しました。
いかがでしょうか。
はじめの画像のシールと同じデザイン・同じ材質を使用していますが、デザインの後ろに20%(網状)の白色を全面に印刷しています。
ここで100%の白色印刷をしてしまうと、銀艶特有の光沢がなくなってしまいます。あえて20%の白色印刷によって、少しだけ光の反射を抑えてみました。
わかりにくいかと思いますので、横に並べてみます。
左が白なし、右が白20%ありです。光の反射具合が違っているのが見て取れると思います。
手に取って様々な角度から見ても、光沢の強さが抑えられていることがよくわかるシールになりました。
とはいえ、デザインの後ろに白色印刷をしているので、若干の色の変化はあります。ですが、お客様からもイメージ通りの出来で、色の変化も問題ないというお褒めの言葉を頂くことができました。
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