パーキング・メーター
<樋口です。
本日はパーキングメーターについての話をさせていただきます。
私はほぼ毎日車を運転し、さらにパーキングメーターを利用する機会も多いです。
目的地に駐車場そのものや付近にコインパーキングがない場合に便利なスペースです。
反面、パーキングメーターあるあるの話として、停車してみたものの手持ちの硬貨が無くどこかで硬貨を用意しなければならないとか、計測機の調子がおかしくなっていて、ずっと60分超過のまま分数のカウントが進んでいる(0分に戻らない)とか、前後の車の駐車位置やサイズが原因で白線枠内に車が収まらない(枠をはみ出しての駐車は違反となる)などです。
振り返れば学生の頃から利用していますので、30年近くお世話になっています。・・・が、よく考えたらずっと変わっていないというか、進化が見られない公共サービスでもあります。
パーキングメーターをよく知らないという方もいらっしゃるかと思いますので、写真を掲載します。
このような、道端に白線枠とともにポールで自立しているメーターです。
また、警視庁のホームページにパーキングメーターについてのQ&Aがありました。
Q:なぜ60分(40分、20分もあり)と決まっているのか?
A:「時間制限駐車区間」のため、多くの人が公平に利用できるようにするためです。
Q:1時間で終わらない用事があるときは料金を2回払って2時間停められるか?
A:できるだけ多くの人が公平に利用できるようにするため不可です。制限時間を超えての駐車は違反になります。
Q:パーキング・メーターに入れるお金は、駐車料金とは違う?
A:駐車料金ではありません。パーキングメーター等の維持管理に必要な「手数料」として納めていただくものです。
Q:日曜や休日に利用できるところと利用できないところがあるのはなぜか?
A:平日と同様に路上駐車の需要がある場所については、日曜や休日も利用できるようにしています。
以上、抜粋ですが長年利用してきた私もパーキングメーターに入れるお金は駐車料金ではなく手数料だというのはこれを見て初めて知りました。
冒頭で長い間進化が見られない、としたのはパーキングメーターを利用するには100円硬貨しか使用できないためです。10円玉も50円玉も500円玉も千円札もダメ。
パーキングメーターが設置されてから何十年経つのかは分かりませんが、その間ずっと100円硬貨オンリーでした。たしかに釣銭を準備するのは筐体を大きくする必要があるので難しいのでしょう。私のようにわざわざ車内に100円玉BOXを準備している利用者は少なくないと思います。
ただ、今どきはアラフィフの私のようなおじさんでも毎日普通に電子マネーを使っていますので、電子決済も併用できるくらいになると有難いと思います。それはそれで簡単ではないのかもしれませんが・・・。