困ったときの話題について
はじめましての人とお話しするとき、「最初になにを話したらいいのかわからない・・・」と困ることがありますよね。また、毎日話している上司でも、ばったりエレベーターで会ったら、「話すことがない・・・」と気まずい空気になることもあります。
そんな時、あまり親しくない人と会話する際の話題づくりに役立つとされ、昔から言われているおまじないの一種に「木戸に立てかけし衣食住」というものがあります。
多少のバリエーションがありますが、季節、道楽、ニュース、旅、天気、家族、健康、仕事、衣料、食、住居の頭文字をとったものです。
これらの話題は、誰でも広く関心を持ちやすいテーマですし、共感されて話が広がるトピックです。
他にも、ある本には「毎日する5つのこと」から話を広げていくと良いと書いてありました。
「木戸に立てかけし衣食住」と内容が被るものもありますが、1.食べること 2.動くこと 3.働くこと 4.お金を使うこと 5.寝ることです。
この5つは何か事情があって、全くしない時もあるかもしれませんが、基本的には毎日行うことです。
毎日やっていることであれば、どんな人とも話が展開しやすくなります。
たとえば、「最近どの辺りでお昼食べているんですか?」「最近仕事終わるの遅いみたいですね~」「結構寝つきがいいほうですか?」という使い方です。
会社に行く途中、バッタリ上司にあったら、この5つのネタで、各方面に話題を繋げていくのも良いかもしれません。
逆に、避けた方がよい話題として「政宗の皿」というものもあるようです。
この言葉を聞いた時、あまりピンと来ませんでしたが、政治、宗教、野球、サラリー(給料)の頭文字というのを知って納得しました。
たしかに、これらの話題は個人のプライバシーや思想、信条に関わるものですし、気の置けない関係でない限りは話題にしないほうが無難ですね。