刃型について
カテゴリー : 瀧 シールのこと2015年05月26日
本日は、3種類の刃型についてご説明致します。
シール・ラベル印刷において、抜き・カス取りという工程は印刷と同じくらい重要な工程となります。
刃型には大きく3種類あり、
・ゼンマイ刃(トムソン刃)
一本の刃を曲げて、平らなベニヤ板・塩ビ板・ベークライトなどの合板に組み込んで作成したものです。
ゼンマイ刃は安価で迅速に作成できるという長所を持ちますが、45度以下になる角がある型は対応できない場合があります。
・腐蝕刃
ゼンマイ刃で対応できない型は、コストアップになりますが腐蝕刃であれば問題なく作成できます。金属板の表面を溶かし出して刃を作り出すもので、複雑な形状に対応しています。
・彫刻刃
金属の塊から刃と土台を削り出して作成します。寿命が長く複雑な形状に対応出来る反面、高コストになります。
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