私なりの情報収集
情報収集と言うと、新聞や本を読んだり今はスマホで色々と検索したりと様々な方法ですぐに情報が手に入る時代だと思います。
実際に私の通退勤時も、周りは本を読んだりスマホを見たりという方がほとんどです。
特に夜の退勤時よりも朝の出勤時の方がよりそういう方が多く、朝は一人で出勤や登校し夜は数人で帰宅する事が多いからかもしれません。
私も以前は、電車やバス内では本を読んだり音楽を聴いたりしながら出退勤をしていましたが、ここ数年は出退勤時には本を読まなくなり音楽も聴かなくなりました。
本を読んでいると良い場面で本を閉じなくてはいけなかったり、音楽を聴いていると電車やバスの運行状況が聞こえなかったり歩行中も危なかったりするのでやめました。
しかし、本や音楽をやめた代わりに手に入れたものがあります。
それは、いい意味での「周りの雑音」です。
本を読まない代わりに、周りの人達を観察するようになりました。音楽を聴かない代わりに、周りの音や会話を聞くようになりました。(変な意味ではなく)
私が観察するのは、同年代の男性で服やスーツの着こなしや靴や鞄といったところが主です。
センスが良かったりスマートに着こなしている方を見て参考になったり、恐らく私と服や小物の趣味が合うであろう方を見つけた時は心の中で頷いてみたり、中には奇抜な色の組み合わせなどで驚かされることもあります。
また周りの音につきましては、どこかお店に入れば大体何かしらのBGMが流れていますし、あまり大きな声で喋る事を控えよういう昨今ですので以前に比べれば情報量は少ないですが、それでも貴重な情報を入手することも出来ます。
以前、欲しかったアイテムの再販情報を電車内の会話から入手し、無事に手に入れられたということもありました。
一体、今の若い方達はどんな若者言葉を使ってどんな会話をするのだろうかとか、同年代の方達はどんなことに興味があるのだろうかなどをついつい聞いてしまい、面白い会話を聞くと友人との会話のネタに使わせていただくことも多々あります。
ネットなどで簡単に情報が入手できる時代ですが、意外に近場にも生きた情報があったり目から鱗的な発見があったりもします。
アナログで効率が悪いかもしれませんが、これが私にとって貴重な情報収集の手段の一つです。