踏襲話法とは
カテゴリー : 瀧の徒然なること2022年05月31日
2、3分会話が続いても、そのあと会話が止まってしまう、なんてことありますよね。
無理に話題を探そうとアタフタすると、「この人、必死に話題を探している」「私といても楽しくないんだ」と思わせてしまうかもしれません。
そんな沈黙ができてしまいそうな時に使える話法を最近本で見つけたのでご紹介いたします。
それは、踏襲話法と呼ばれるものです。
踏襲話法とは、文字通り前の話を受け継ぐやり方で、話が止まったら、無理に新しい話題を見つけるのではなくて、前の話から自然につなげる話法です。
例えば、
私「うちの部署は最近忙しくて…」
相手「そうなんだ…」
私「そうそううちの部署で言うと、最近若い子増えて教育が結構大変なんですよ。〇〇さんの所はどうですか?」
といった形に、「そうそう、その話で思い出したけど」「そういえば」「それで言うと」などを使います。
この枕詞を頭に入れておけば、多少文脈に整合性が欠くこともありますが、前の会話から次の展開に話題を広げていくきっかけを作ることができます。
最後にその本には、雑談は話の内容に合理性があることよりも、話しやすい空気があるか、心地よく広がっていくかの方が重要です。そこが生命線といっても過言ではないと書かれていました。
前の話を踏襲するワードを使って、是非自然に話題を繋げてみようと思います。
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