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ミラコートの注意点

カテゴリー : 折田 シールのこと2022年07月29日

>折田です。

本日はミラコートという原紙をご紹介いたします。

ミラコートはアート紙に比べて強い光沢感が表面にある原紙です。シール単体での白色度の高さも相まって高級感のあるシールに仕上がります。

そのため商品のパッケージやロゴシールなど高級感を持たせたい「短期間の使用」のシールに向いています。

なぜ「短期間」かといいますと製造後、時間経過とともに表面が淵から黄色く変色してしまうからです。

アート紙なども経年劣化や日光による日焼けによって黄ばんでしまいますが、ミラコートは蛍光灯などの光によっても黄ばみが起こり、かつアート紙よりも早く変色が進行します。

左が比較的光を避けて保存されていたミラコート。右が一番光を受けていたミラコートです。右は全体的に変色してしまっています。

また左側のミラコートもよく見ると淵が変色しています。

このように紙全体が均一に変色するのではなく淵から徐々に黄色く変わっていくというのも特徴です。

このような変色を防ぐためにも、なるべく光の当たらない場所で保管していただいたり、約1年ほどで使い切ることをおすすめしております。
(変色の進行スピードは保管環境により異なります)

ミラコートの製品でロール仕上げをご希望の場合、光が当たりにくいようにシールが内側に来る裏巻きにしてお納めすることも可能ですので是非ご相談ください。

 

 

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