シール印刷のホクトエスピーブログ
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シール印刷時のご注意点

カテゴリー : 吉田 シールのこと2022年11月29日

  吉田です。

シールに限らず印刷をする際には、さまざまな注意点がございます。

印刷の精度におきましては弊社としましても細心の注意を払っているのは当然とし、特にバーコードがデザインに入っている場合、中でもQRコードが入っている場合はお客様にも協力していただきトラブルの無いよう作業を進めております。

 

そこで今回は、特にQRコードを印刷する際にご注意いただいきたい点をご紹介させていただきます。

 

QRコードは、ご周知の通りWebサイトへの誘導や電子決済など幅広く活用されております。

シールなどに印刷するだけでテレビCMのような大きな費用も掛からず、費用対効果の高い販促方法と言えるのではないでしょうか。

弊社でもQRコードが入ったデザインのシールのご注文を多数いただいております。

 

まず、デザインの校正データを社内のプリンターで出力しQRコードの読み取りが可能かどうか確認をされるお客様も多いかと思います。

しかし、印刷会社で使用する印刷機と一般的なオフィスで使用される複合機などとは精細さや濃淡といった品質が異なり、QRコードを読み取れなくなる可能性がございます。

特に印刷する材質や色につきましては、一般的には黒で印刷されることがほとんどですが黒以外での印刷をご希望される場合や、目の粗い材質などに印刷した場合は機器により読み取りが困難な場合もございますので特殊な色や材質で印刷される場合は量産前に本機校正をしていただくことをお勧め致します。

 

次に、QRコードデータをご支給いただく際、画像データでいただくことが多いのですが解像度の低い画像ですと画質の悪い印刷になり、こちらも読み取りが困難になる可能性がございます。

画像データにてご支給される場合は、画質が低下しないパスデータ(AIデータ)もしくはjpgなど解像度の高いデータですと上記のようなトラブルは出づらいと思います。

 

最後に、読み取り精度は印刷や内容だけでなくQRコードリーダーのデバイスやアプリケーションによって変わる場合がございますので、複数の読み取り機での確認をお願いする場合もございます。

 

すでにこれだけ多く活用されており、とても便利で扱いやすいQRコードですので、通常の仕様ではトラブルが頻出することはほとんどございません。

しかしQRコード自体のサイズや色合いを極端に変更するなど、デザイン上で差別化を行うことも多く、その場合は注意が必要となります。

せっかく印刷してもQRコード読み込めずサイトなどにアクセス出来なければ何の意味もありません。

そうならないよう、印刷が不安なお客様は是非上記の確認をしていただきご活用いただけましたら幸いですし、弊社としましても最適なご提案をさせていただきます。

 

弊社ではQRコードに限らず、バーコード各種の印刷・印字のご注文も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせはこちらから⇒https://www.hokutosp.com/form/index.html