クリスマスの笑顔
30℃超えの暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は暑いことにはまるで駄目で、クーラーや扇風機をガンガンにかけている毎日です。
学生時代の友人に「とても暑い日と寒い日、どちらのほうが耐えられる?」という質問をされた時に、「断然寒い日の方が耐えられる!」と即答したことがあるほどです。
そんな私の暑がりは置いておいて、今回はある文章を紹介したいと思います。
弊社では、毎朝数分の朝礼の中で社員が日替わりで本を読んでおります。
最近は「人を動かす」という本を読んでいまして、この本は著者であるデールカーネギーが考えた「人間関係を豊かにする30個の原則」を実際にあった物語を例にして紹介してくれます。
その中の一つ「笑顔を忘れない」という原則から次の文章がでてきました。
クリスマスの笑顔
元手が要らない。しかも、利益は莫大。
与えても減らず、与えられた者は豊かになる。
一瞬間見せれば、その記憶は永久に続く。
どんな金持ちもこれなしでは暮らせない。
どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。
友情の合い言葉。
疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明、
悲しむ者にとっては太陽、悩める者にとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、
借りることも、盗むこともできない。
無償で与えて初めて値打ちが出る。
クリスマス・セールで疲れきった店員のうちに、
これをお見せしない者がございました節は、
恐れ入りますが、お客様の分をお見せ願いたいと存じます。
笑顔を使いきった人間ほど、
笑顔を必要とするものはございません。
季節外れではありますが、とあるニューヨークデパートのクリスマスセール中に掲示された広告とのことでした。
職場や学校等、人間関係に大事な「笑顔を忘れない」ということを思い出させてくれる文章で、とても印象的でした。
夏の暑さで疲れ切って笑顔を忘れ、この文章に出てくるクリスマスセールに疲れきった店員の様にならないよう心掛けなければと思いました。
また、他にも興味深い物語に出会えた時はご紹介いたします。