日光キスゲ
6月の半ばごろ、娘の誕生日ということもあり日光に旅行に行ってまいりました。
日光市霧降にある日光キスゲ平園地という所に行きました。
標高1,300m~1,600mにかけて広がる高原です。
ニッコウキスゲは6月後半から7月初旬にかけて山地や高山の草原などに群生する多年草です。(多年草とは、種まきや植え付けを行った後、開花・結実(実をつける)というサイクルを2年以上繰り返す植物のことを指します。)
約10cmの濃い黄色の花を3~4個付けます。
全国の高原で見られますが、日光に多く自生していたことからニッコウキスゲという名前で呼ばれています。
このニッコウキスゲ平園地で草原一面に咲く花々は一見の価値ありで昔見た記憶が忘れられず、時期的に少し早いのは分かっていましたが足を運びました。
昔私が幼いころ母につれて行ってもらった時は高原にのぼるのにリフトの記憶があったのですが、リフトは平成22年にすべて廃止になったようです。
現在は遊歩道と天空回廊と呼ばれる1,445段の階段が整備され、ゆっくり眺望や草花を楽しみながら歩いて園内を散策できるようになっています。
そしてこの1445段の階段、どうせのぼるなら頂上まで!!と思って挑みましたが1000段を越したあたりからでしょうか、途中から階段の傾斜がきつくなり、冷や汗と手足の震えが止まらなくなりました。それでもなんとか気合で1445段を登り切り、見える高さに震えながら階段を下りました。
娘たちは若いのでひょいひょいとのぼっておりていきます。自分自身の体力の衰えと高山病のような症状にびっくりです。
本当に頭も痛くなるんですね。もう急に無理はやめようと思いました。
目当てのニッコウキスゲは見ごろよりすこし前にいきましたので黄色の絨毯とはいかずポツポツと咲いている程度でしたが、思い出の花がみれて幸せでした。
また機会があったら家族で見ごろの時にリベンジしたいです。