おすすめのガムテープの剥がし方
カテゴリー : 樋口 シールのこと2024年01月16日
<樋口です。
今回は内容が薄くなってしまいますが、たまにはシールの小ネタ的なものを、ということで投稿いたします。
その小ネタは『段ボールに貼られたガムテープをそこそこ綺麗に剥がす方法』です。
そこそこ、というのがミソで、100%綺麗に剥がせる方法ではございません。この方法で剥がすのに慣れていても慣れていなくても失敗も全然ありえます。
よって、知らないよりは知っておくに越したことはない程度のもの。まさに小ネタということになります。
長々と勿体ぶり申し訳ありません。
それでは具体的な方法です。
まず糊の接着強度の原理についてですが、剥がそうとする力の方向が真上に引っ張る場合は耐久性が高く、真横に引っ張る場合は弱くなります。
こちらの写真で説明させていただくと、Aの方向に引っ張ると抵抗が強く、Bの方向に引っ張ると抵抗が弱くなります。
よって、端から剥がす時に普通に剥がしていくのは引っ張り抵抗が一番強い状態で剥がしていくのと同じことになります。大体は箱の表面層がテープを剥がす時に糊にもっていかれビリビリになりますし、見た目も良くはありません。
不思議ですが、Bの方向に(極力水平に)真横に引っ張りながらゆっくり慎重に剥がしていくと、糊残りや破れは多少あるものの、そこそこ綺麗に剥がすことができます。
ポイントは以上です。慣れも必要ですが、これまでよりは格段に綺麗に剥がせるはずです。
この方法は少々時間がかかるため、一度ガムテープ留めされた段ボールをなるべく綺麗に再利用したい場合などに思い出していただければ幸いです。
もっと綺麗に剥がしたい場合はドライヤーで温風をあてて糊を柔らかくするとよいそうですが、それよりは格段に早くて道具要らずな方法だと思います。
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