行動をする上でのスイッチを入れる方法
弊社では、毎朝一冊のビジネス本を日替わりで朗読しております。
今回はその本に書かれていた「行動をする上でのスイッチ(行動スイッチ)を入れる方法」から一つご紹介したいと思います。
それは、「体を動かすことでドーパミンを出し、テンションを上げる」という方法です。
ドーパミンとは神経伝達物質で、アドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体です。簡単に言うと、「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」、「運動調節に関連する」といった機能を担う脳内ホルモンのひとつです。
このドーパミンを意図的に出してテンションを上げて行動すれば、物事に素早く着手することができたり、良い結果になりやすいといった具合です。
では、いったいどうすればこのドーパミンを出すことができるのでしょうか。
もっとも簡単にドーパミンを出す方法は、「エイ・エイ・オー」などと叫んで拳を突き上げることだそうです。大河ドラマにある戦国時代の合戦でよく行われている動きですね。
ただ、このような方法を現代社会で、ましてや職場などで行うのはかなりハードルが高いですが、ここまで大げさなことをする必要はなく、ほんの少し体を動かすだけでも、ドーパミンを出すことができるそうです。
たとえば、
・背伸びをする
・座り直して姿勢をよくする
・肩をまわす
・爪先立ちをする
・その場で軽くジャンプをする
・自分の体の一部分をたたく(頬、肩、腕、太ももなど)
といったようなことです。
この中で私が思いがけずに実践していることがありました。それは、「座り直して姿勢をよくすること」です。
私は普段からあまり姿勢が良いわけではなく、椅子に浅く座って猫背になってしまうことがしばしばあります。
ですが、パソコンの前で物事に行き詰まったり、自分自身で姿勢が乱れていると気づいた時は、背筋を伸ばすようにしておりました。
ここで私なりのポイントを一つお教えします。それは、背筋を伸ばす際に大きく息を吸い、背中が反る位を意識して伸ばすことです。
そうすることで、背中の筋肉を使って「背伸びをする」、さらには「深呼吸」をすることにも繋がっているのです。
なんとなく気乗りしないときは、無理して気合いを入れるのではなく、ちょっと体を動かしてみる。
気分が沈みがちな人やデスクワークが多い人は、これらを習慣にするだけでも、行動力が大きく変わってくるのでぜひオススメです。