貴金属比
カテゴリー : 折田の徒然なること2024年07月31日
皆さんは「黄金比」、「白銀比」という言葉をご存知ですか?
黄金比は様々な場で使われるため、比較的なじみのある言葉ではないでしょうか。
黄金比のオウムガイのような図面を見たことがある方も多いかと思います。
この黄金比、白銀比は貴金属比と呼ばれる比率の1種で、デザインや建築物の外観などを考えるうえでとても重要になってくるそうです。
デザイン上での黄金比は「人間にとって最も安定し、美しい」と感じる比率のことを言います。
数値で言うと「1:1.618」、「5:8」で、この比率はミロのヴィーナスや葛飾北斎の神奈川沖浪裏など著名な美術品やapple社のロゴマークなどにも取り入れられています。
では白銀比はというと、大和比とも呼ばれる「日本人にとって美しいと感じる比率」です。
数値としては「およそ1:1.414」、「5:7」で、法隆寺金堂・五重塔や興福寺阿修羅像、東京スカイツリー、ドラえもんやハローキティなどにも用いられています。
またコピー用紙のA判、B判においても短辺:長辺は白銀比です。
デザイナーの方々はこれらの比率を意識して広告などのレイアウトを考え、見やすく美しいデザインを考えているそうです。
少し調べてみるだけでも身の回りに黄金比、白銀比が使われた事例がたくさん出てきました。
身近にある黄金比、白銀比を探してみると思わぬ発見があって楽しいかもしれませんね。
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