革靴のはなし
以前にサマーシーズンにおける大人のビジネスの装いについて投稿いたしました。https://www.hokutosp-blog.com/?p=4960
「お洒落は足元から」は耳タコワードではありますが、今回は大人のビジネススタイルに相応しい靴について私個人の考察です。
ビジネススタイルといっても様々な職業がありますので、想定するのはスーツやジャケパンを着用されるオフィス勤務のビジネスマンです。
随分前からスーツにスニーカーOKという風潮にありますし、それはそれで良いと思います。ただ、ビシっとしたスーツに合うスニーカーは探すのが難しいと思っています。
セットアップと言われるゆるいフィット感のスポーティな上下ならスニーカーも相性が良いとは思います。
私は旧い人間なのでオフィス内や営業先にスニーカーで馳せ参じる勇気はございません。相手によっては不快感を与えてしまう可能性もあります。
やっぱり私は自身に対しても足を介して緊張感を与えてくれる革靴がしっくりきます。
革靴にもいろいろなデザインがあります。紐靴には内羽根、外羽根、ホールカット、それ以外はシングルモンク、ダブルモンク、ローファー、スリップオン、甲のデザインはプレーン、ストレートチップ、ウィングチップ、Uチップ、Vチップなどなど。つま先の形状はラウンドトゥ、スクエアトゥ、セミスクエアトゥ、ポインテッドトゥ。ソール(靴底)もレザーソール、ラバーソールなどがあります。
これらの知識は学校では教わらないものだと思います。自分で調べて学ぶしかない。靴はビジネスで戦うための大切な道具なのに。
話が逸れましたが、これらのデザインの中で私が一番に推したいのは内羽根・ストレートチップ・ラウンドトゥの3つを備えた革靴です。色はブラックかダークブラウンで、ソールは好き好きで良いと思います。
内羽根と外羽根の違いが分からない方は調べていただければ分かりますが、内羽根はフォーマル向きな靴、外羽根はカジュアル向きな靴に採用されることが多いデザインです。
ストレートチップは縫い目がないプレーンほどシンプル過ぎず、ウィングチップほど凝ってない丁度良い塩梅のデザインです。つま先に丸みのあるラウンドトゥとの相性も良いです。
ソールは雨の日も気にせず履きたいならラバーソール、歩く時のコツコツ音など革靴自体に拘りのある方はレザーソールを選ぶことが多いようです。ちなみにレザーソールは雨の日は不向きですが、汗などの湿気を逃がしやすいのでラバーソールに比べ細菌の繁殖が抑えられて臭いが付きにくく長持ちすると言われています。ただし、毎日同じ靴を履かない前提です。
最後におすすめの国内製造革靴メーカーをお教えして結びといたします。私はブラックとダークブラウンの2足愛用しています。
RAYMAR
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