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はにわ展

カテゴリー : 折田の徒然なること2025年01月22日
ホクトエスピーブログ

>折田です。

昨年末のことですが、東京国立博物館で開催されている特別展「はにわ」を見てきました。

なんだか面白そうだなぁ、展示の内容的にもゆとりをもって見て回れるかな、位の軽い気持ちで見に行きましたが、会場についてみればオープンを待つ長蛇の列ができており埴輪ファンの熱気に気圧されながら展示を見て回りました。

話を聞いてみると、昨今埴輪ブームが起こっているそうで、老若男女問わずファンが増えているのだとか。

私は埴輪初心者なので、埴輪といえば下の画像のようなイメージしかなかったのですが、展示を見る中で家の形をしたものから鹿や犬、鳥といった動物などと様々なモチーフがあること、そもそも埴輪は死者に供えられた壺と台座の土器が起源であり、人間の姿をしていなかったことを知り大変驚きました。

今回の特別展示「はにわ」の目玉は「挂甲の武人埴輪(けいこうのぶじんはにわ)」という国宝指定された埴輪と、その挂甲の武人埴輪に兄弟のようにそっくりな4体の埴輪の展示です。この5体は同じ工房で作られたのではないかといわれるほどそっくりな見た目をしています。

挂甲の武人埴輪5体のうち1体をアメリカのシアトル美術館が保持しているため、5体揃った状態で見ることはなかなか出来ないそうで、この展示エリアではひと際埴輪ファンの方のテンションが上がっていました。

私も1体ずつじっくり見て回りました。

特別展の醍醐味の一つでもある限定グッズも埴輪ファンの心を掴んでいるようで、皆さん推し埴輪グッズのバリエーションに感動しているようでした。

推し埴輪・・・?となる方もいらっしゃるかもしれませんが埴輪展を見た後なら1体はお気に入りができると思います。

私のお気に入りは力士の埴輪と鍬を担ぐ男子の埴輪です。どちらも愛嬌があり特に鍬を担ぐ男子の埴輪はなんだかご機嫌なようでかわいらしいです。

←力士の埴輪←鍬を担ぐ男子の埴輪

軽い気持ちで見に行った展示でしたがお気に入りの埴輪ができるくらい楽しむことが出来ました。

現在は九州国立博物館でも開催されています。

お近くへ行く機会がある方はぜひ足を運んでみてください。