お酒が飲めない私が日常的に飲むものは・・・
<樋口です。
私はお酒が飲めない人です。調べてみると、成人でお酒が飲めない、体質に合わない人は30%前後(日本人で)ほどいるそうです。
予想していたより少し多い印象です。
私のお酒初体験は小学校3年生くらいの時だったと思います。完全な事故によるものですが・・。
うっすら記憶しているのが、当時の自宅の食器棚に興味を持ち始めた(何かお菓子が置いてないか)のがきっかけだったと思います。
オブラートってご存じでしょうか?ニベアみたいな丸いアルミ缶を開けると、半透明の薄くて丸いフィルム状のものが何枚も重なって入っています。
オブラートは粉薬を包んで飲みやすくするためのもの、というのは後で知りました。
小学三年生の私がハマってしまったのは、口に入れると味もなく消えてなくなるその不思議さ。ボンタンアメのと同じだ!
こっそり10枚ぐらい食べてしまいました。食器棚の上の方には面白いものが置いてあるな、と味をしめたのはたぶんここからでした。
そんなあるとき、なにやら透明の液体が入った小さな陶器を発見しました。臭いを嗅ぐと独特な甘い香りがします。
つまりはお屠蘇としての日本酒だったわけですが透明の甘いジュースかと思い飲んでしまいました。
結果、急性アルコール中毒に近い症状で眠り込んでしまったのでしょう。その直後の記憶はなく、目が覚めた時は顔から全身に至るまで赤い発疹ができていました。
私を発見した祖母は大騒ぎだったと思います。
そんな記憶が残りながら成人後に仲間と試しにビールの初体験として一杯。とんでもなく不味い飲み物、かつ一口飲んで数分後には顔が真っ赤になり、心臓がバクバク、やがてガンガンと頭痛が始まりました。
そのような痛い経験からお酒を口にすることはなくなりました。
一方でタバコの方はいける口でした。私が学生のころは女性も含めて周囲の半数以上がタバコを吸っている時代でした。
ただ、タバコのお供は必要な口でした。タバコだけ吸っているとどうも口の中が乾いて気持ち悪い。こういう人、一定数いると思います。
お酒は飲めないので何を飲んで一服するか。やはりジュースでした。水やお茶では意味がありません。甘味がないと口の中の気持ち悪さが解消しないのでした。
20代はコーラなど炭酸飲料が合うなと思っていました。30代は砂糖・ミルクの入ったアイスコーヒーやアイスティー。40代以降、現在はなぜかりんごジュースに落ち着いています。
どこでも売っているジュースと言えばオレンジジュース、りんごジュース、ぶどうジュースくらいですが、私にとっては一番クセのない味のリンゴジュースが好きなようです。
身体に悪いタバコ(現在は紙巻タバコではなくプルームテックという加熱式タバコ)は吸っているけど、お酒よりは身体に良いりんごジュースを飲んでいる。と長年思っていた私。
ネットで調べてみたら、リンゴジュースもお酒同様、飲み過ぎはカロリー・糖分過多となり身体に悪いそうです。
水・お茶・無糖珈琲・無糖紅茶
私にはもうタバコをやめるか、続けるならこれらの味気のない選択肢しか残っていないようです。なんとも贅沢な話ではありますが。