シールの種類を数えてみました。約600種類ありました。
この間お客様に聞かれた時、とっさに『シール素材は200種類はありますよ』と答えたのですが・・・。
今回改めて、素材の違い、紙厚の違い、カラーの違い、糊の違い、原紙メーカーの違い等を厳密にカウントしてみました。
ざっと600種類以上もあったのでした。
素材だけでも、ごく一般的な上質タック、アートタックをはじめ、マットコートタック、ミラコートタック、クラフトタック、和紙タック、ホイルタック、トレーシングタック、サーマルタック、個人情報保護タック、ユポタック、ピーチコートタック、エンビタック、透明タック、ネーマPETタック、改ざん防止タック、ホログラムタックなど自分でも感心するぐらいの種類があるのでした。
これに紙厚・カラー・糊・メーカーの種類の掛け算がランダムに加わりますのでなかなかの重い作業でした。
こんなにもの種類があるということは、たった半世紀ほどの間に社会で様々なニーズが生まれるたびそれに応え、または新たな市場を開拓しつつ、シール業界は成長してきたのかと感慨深く?思ってしまいます。
同時に今後はひとつひとつのシールにきちんとスポットライトを当てて、皆様へ丁寧にご説明していきたいとも思いました。
普段営業がお客様にサンプルをお見せしたり口頭で詳しくご説明していること。ブログなら実現可能です。
『アート<73>普通粘着 黄セパ』
これは御見積書に記載しているポピュラーなシールの銘柄のひとつです。アートは少し光沢のあるコート紙、<73>は紙の厚さのことで四六判73kgの紙となります。普通粘着は一般粘着とも言います。黄セパは剥離紙(セパレーター)の色のことです。
セパレーターについて少し掘り下げますと、一般的なものが黄か青となり、用途によって白、透明のものもあります。
黄セパは厚みがあり反りにくいので断裁してシート状に仕上げるシールに向いています。青セパは薄いためロール巻きで仕上げるシールに向いています。白セパはシールの裏面にもカラー印刷をする場合に向いています。
シールの素材・材質について、詳しくはこちら → http://www.hokutosp.com/seal/zaishitsu.html
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もし何を書こうか迷ったときは今目の前にあるシールのことを書きましょう。当店のネタ(商品)は600種もあるんですから。