墨100%!?
今回はデータ入稿時の注意点についてご説明させていただきます。
平圧印刷では、お客様からいただいたデータや弊社で作成したデータから版を作り、印刷していきます。
例えば、青1色印刷のシールをお作りいただく場合、データも仕上がり同様青で作成される事が多いと思います。
その青色で作成されたデータのまま製版するとどうなるか…
版が網状に出来、その版で印刷しますと細かいドット柄の様な仕上がりになってしまい、ドットの隙間からシール地が見えて青が薄く見えたり全く違った色に見えたり、デザインのエッジがギザギザに見えたり(そのような効果を意図的に狙ったデザインもございます)と本来の仕上がりイメージからかけ離れて出来てしまう場合がございます。
ですから、製版する際は印刷の色が何色であっても、データを墨100%に変換してから入稿致します。
そうすれば網状で版が仕上がることもなく、綺麗に印刷されます。
ただし、ここで注意しなければいけないのが、これから製版に入稿するデータが本当に墨100%のデータになっているかどうかです。
下記の図のように上下どちらも見た目では墨100%で「ホクトエスピー」と書かれているように見えます。
しかしカラーチャートを見ていただくと、上段の「ホクトエスピー」はしっかり墨100%になっていますが、下段の「ホクトエスピー」はカラー4色の掛け合わせで出来ております。
この下段のデータのまま製版すると、先程ご説明させていただいた通り網状で出来てしまいます。
ホクトエスピーでは、そのような事が無いようお客様と入念な打ち合わせ・確認と細心の注意を払って作業しておりまのでご安心して入稿下さい。
<データ入稿はこちらから>
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https://www.hokutosp.com/data/index.html